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2007年02月11日

街頭リーフレット配りと、人間心理を読む戦いをWEBに活かす!

金曜日、ビル風吹きすさむ汐留の一角で、早朝8時半から出社前の女性をターゲットにバレンタイン向けチョコレートのリーフレットを配るお手伝いをさせていただきました。
よくバイトでビラ配りやティッシュ配りなどあると思いますが、あれといっしょです。ボクなどは、ティッシュなら受け取ることはあるけれど、基本的にそういったものは受け取らないタチで、そんな人間が手渡すというのは正直ハードルが高いのでは???と思っていたわけですが、一応オーダーとしては、「女性が手渡しして男性が補充する」ということだったので、チト、一安心。

布陣は以下のような感じ。
地下2階、地下鉄汐留駅や新橋方面から出勤してくる女性形に数人で配布。
地下1階、エスカレーターを上がったスグのところでまだ受け取ってない人に一人が配布。
また、さらに、地下1階から1階に抜ける外階段出口とオフィスビルへの入り口に、それぞれ数人を配置。
総勢17名、約1500枚の配布になります。

まあ、普通に考えると1回目で受け取らない人というのは、基本的に望みがないと考えるべきではなるが、そう悲観することもないのではないでしょうか。
・通行する人が多くなると手渡す人員から考えてほしいのにもらえない人が出てくる
・最初はもらうつもりではなかったが、みんなもらってるので自分もほしくなった
・何をもらえるか不安(ほしいものかそうでないか)だから受け取るのに躊躇していた
こういう人は、地下1階の再配布場所でのヒット率が高いのではないでしょうか。

実は、ボクは冒頭で触れたように手渡す人ではないため、どんな人が受け取るのか観察しながらじっとリーフレットを抱えて立っていたんです。そこで、ある現象に気づきました。
地下2階から上がってくる人が、1階に上がる外階段(地下1階のオフィスビルではない外部の通行人が抜けていくところ)に出る時には、目に入らない壁側に立っていて、オフィスビルから出てきて外階段に出て行く人に向かって立っていたのですが、そのオフィスビルから出てくる人が、女の子からリーフレットを受け取る確率が実に高いことに気づきました(^_^)b
単に、地下2階から上がってくる人と違い、初めて受け取る空かもしれないわけですが、結構、見てないふりしてボクの胸元(リーフレットの表紙)に目をやっていることに着目したんです。
そこで、エスカレーターに背を向けた壁から、エスカレーターから見える位置に立ち位置をかえて、リーフレットを扇形に広げ気味にして胸元で表紙がよく見えるように目線の位置に持ち、エスカレーターから上がってくる人に「おはようございます」と声をかけてみました。

やはりというと、すると、女の子の手渡すリーフレットの受け取ってもらえる確率が増えたんですね〜〜(O_o)WAO!!!
エスカレーターを上がる数秒の間に、きっと、「下では何を配っていたんだろう」と気になる人が、上がって来ながらその配られている実物の表紙を目にしたとき「ほしい!!」と思えばこの見せびらかしは成功ではないでしょうか。
だから、自分だけでなくエレベーターのすぐ脇で配布する二人に歩み寄り、エレベーター側で配る女性とリーフレットをもって立つ男性の立ち位置を逆転させて、エレベーター側で下から見えるようにリーフレットを持たせて、その横に女性を配置させてリーフレットを配らせてみました。
やはり、下で受け取れなかった人に二人に一人ぐらいの割で、エスカレーターから上がった直後に受け取るようになり、リーフレットの捌けるペースが上がったのでした。


一般にビラ配りやティッシュ配りは、道行く街頭で実施しているため、直前になってその存在に気づきます。通常はサラ金やコンタクトレンズと相場は決まっているので、ティッシュほしさ以外には手は出しません。
しかし、受け取っても良いと思う人は、手渡されてから通り過ぎるまでのわずか0.2〜0.5秒ぐらいの間で受け取るか辞めるかを判断するわけですから、今回のような2段階配布は、効率的と言えます。
しかも、受け取りやすい題材とかわいらしい表紙と「時期」によって効果は絶大だったと思われます。

この考え方と体験は、WEBサイトの動線設計に大いに活かせるのではないかと確信しました。
街頭ビラは、興味のない人に興味を持たせる必要があるーーこれはポータルサイトにおけるバナー広告と同じです。
受け取る=クリックする
にあたるわけですから、チラ見せの興味喚起とクリックさせるための「ダメ押し」がバナーにも必要だということがよくわかるというものです。
また、コーポレートサイトやブランドサイトなどにおいても、瞬時にそのボタンが必要かどうかを判断させるための「材料」をどう瞬間的判断で見させるかということにも通じてくると思います。

単純なつまらない街頭リーフレット配りも、寒さをしのいでやっただけの「収穫があった」と言えるのではないでしょうか。

投稿者 continue_kozai : 2007年02月11日 20:46

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