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2006年05月26日
タイミングを大切にすることが出発点
デザインをする上で、「どんな内容をどんな風にレイアウトするか」なんてことはデザイナーなら当然考えることではあるけれど、それを「時間軸」で考える人は少ないのではないだろうか。ここでいう情報設計とは、まさにソコがポイントと言える。
ついこの間まで、ECサイトをはじめとして、「母の日には○○が最適!」とか「母の日のプレゼントには△▽を贈りましょう!」的なタイトルを付けて特集が組まれていたと思う。まあ、タイミング的に、母の日の前はそういうニーズが増えることもあり、まさにそれが商機に繋がるのだけれど、ぼくが言っている「時間軸」とはそんな単純な事ではない。
WEBを通じて、情報検索をする動機の背景には、その人それぞれのタイミングが存在しているはずということ。
それは、前出の「イベント」に触発されているかも知れないけど、それは、「先の話」として余裕のある時間上にあるのか、「その時」が直前に迫った時間上にあるのか、という検索している人のTPOが影響してくる。
時間に余裕があれば、じっくりと検討するためにそのページを開いてるかも知れないし、時間が無ければすぐにでも結論を求めたり要点を整理したいなど、「一目で見て判断できる材料」を探していることでしょう。これは、言い換えると情報を知りたい「深度」が違うということで、広く浅くなのか狭く深くなのか、はたまた「狭く浅く」なのかということ。
情報提供を目的とするページを制作するのなら、まさに「ココ」を探求しないといけないのではないか!一方的な情報としてメーカーの言葉や売り手の言葉で、クドクドと説明することだけが『良い情報』とは言えないのではないだろうか。『良い情報』は、内容ではなく、タイミングやTPOにマッチした情報をユーザーは指すのだから。
また、ユーザーがWEB上で情報を検索する際には、たとえば「来週は、彼女の誕生日だから、彼女へのプレゼントを探さなきゃ」などという「いつ」「だれが」「だれに」「何を」「どうしたい(買ってあげたい)」といった考えの元に検索行動しているという事実も考えなくてはならない。
ユーザーの動機行動は、明確な目的を持って行動しているという事でもあり、その一方でのサイト側としてもハッキリとした目的(ユーザーが享受できるメリットやベネフィット)を示すことがそこにヒットする近道にもなる。
この5W1Hな情報構築の考え方は、数年前にあるクライアントさんへのワークショップ講義のなかで取り上げた事があって、
・いつ(発売日とかキャンペーン期間とか)
・誰が(大抵は情報発信者やメーカー)
・誰に(コアターゲット層)
・何を(商品やサービス)
・どうしたい(特長の理解、購買など)
ということを考えたコンセプトワークをしないと、ただ作っただけの中身の薄いサイトになっちゃうよ...的な話。
この中でも一番重要なことは、「誰に」「何を」伝えるのかということだということはわかりやすいけど、この情報を的確に効果的に伝える手法が、先ほどのタイミングを考えたデザイン表現だったり、レイアウト構造だったりするわけです。
タイミング次第で、同じ人が同じページを見ているのに情報が見えたり見えなかったりする....見過ごしてるだけなのだけれど、それがWEBサイトにとっての命取りになったりします。
というわけで、構造上、
・すぐ見て概略を察知する
・ちょっと詳しく知りたい
・もっと知識を深めたい
という、深度をデザイン構造上から見て取れるような形が、それぞれのタイミングタイミングにマッチして、ユーザーの取捨選択の情報検索に引っかかってくれるのではないか....と思うわけです。
デザインだけでは表現できないこうした構造上のトリックが、これからのWEBに必要な「要件」ではないでしょうか。
5W1Hについての考え方を示すサイトを見つけました。
実践!WebマーケティングBlog「5W1Hで考える情報の連携」
http://marketing.mitsue.co.jp/archives/000123.html
ボクが漠然と考えていたことを理論的に解説しています。
投稿者 continue_kozai : 2006年05月26日 21:31
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