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2006年05月18日
ユーザー視点の意味するところ
いつの頃からか、WEB系雑誌やデザイン系雑誌って見なくなって久しいのだが、人が買ったそういった本の表紙をたまにチラ見していると、「ユーザビリティ」とか「ユーザ視点」とか割に取り上げていることに気づく。
ユーザビリティはいざ知らず、「ユーザ視点」という言葉は、そろそろ市民権を得てきたのかな...と思う。
そもそも、ユーザ視点って何だろう。われわれクリエイターは、まずクライアントからの要望をオリエンで受け、クライアントがやりたいことや実現したいことをオーダーとして請けるわけで、その願いを達成するためにどんな企画やデザインにしようかと、頭を悩ませているのが実際ではないかと思う。そのできあがった案をプレゼンするのも善し悪しを判断するのも、クライアントだから。
しかし、ほんとうに忘れてはいけない事として、「でも、そのサイトを使うのはユーザーなんだ」ってこと。いくらクライアントのお金でクライアントの要望を叶えようとも、ユーザーが見向きもしない、ユーザーがサイトにストレスを感じて来たくない使いたくないと感じてしまうことは、本来から言えば、クライアントの要望を満たしてないことになるんだと思う。
そういう意味からも、最近、ぼくのところに来る話として、「使いやすい構造設計をして欲しい」「このサイトのダメなところを直して欲しい」という要望が持ち込まれてくる。
でも、決して凄いことをマジックな事をぼくは仕事としてやっているのではなく、ぼく自身がユーザーになってそのサイトを訪れて、そのサイトを使って感じたことを、感じるだろうと思うことを基準にして、気持ちよく、楽しくサイトを使える為に、自分だったらどういう順序でサイトを巡回するとか、どういうコピーだったらボタンを押すだろうとか、作り手の立場でユーザーの事を考えるのではなく、ユーザーの立場で作り手の気持ちを推測しているだけに過ぎない。それが、ぼくの、ユーザー視点のあり方なんです。
言ってることは、とても当たり前でまっとうな事だと思うでしょうか。でも、実際、やってみようと思うとできないところが、ぼくのところに話が持ち込まれる一番の理由なんでしょう。
ほんの僅かなアプローチの違いが、発想の転換に繋がり、それは言われればもっともな話で、「コロンブスの卵」なんでしょう。これが、これからのコンティニュのメインワークであり、コンティニュのカラーになっていくんだと思います。
でも、その礎になっているのは、やはり読みあさった知識だけではなく、20年来の経験がものを言っているということは明らかだと思います。
投稿者 continue_kozai : 2006年05月18日 01:14
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